こんにちは。海外現採平凡リーマンの”ぜろぐら”です。
今回は不動産が資産形成に有利な理由を8つほど整理していきたいと思います。
不動産は購入するときの手続きの手間や、転売するときに時間と労力がかかり、そうした面でデメリットがあります。しかしそれを凌駕するメリットも同時にありますので、資産形成の一角に非常に有用であると考えます。
具体的な8つの理由
理由① 株と違って現物資産なので、価値が零にはならない
もしも株式や債権を保有している場合は、どうしても倒産リスクが伴います。しかし、不動産はもちろん価値の低下の心配はありますが、資産価値がゼロになることは考えづらい状況です。現物のためある一定の手間はかかり、特に最初の仕込みは大変だと思いますが資産価値の保全という意味では非常に優秀です。
理由② コモディティのゴールドと違って毎月家賃収入がある
現物資産として言えばゴールドなども有名ですが、やはり不動産の場合は同時にインカムゲインがあるので収入を生み出してくれることが大きなポイントです。もちろん家賃収入が途絶えないように、リーシングテクニックはしっかり勉強して磨き続ける必要がありますが、一度入居が入れば短くても1~2年、長ければそれ以降も継続して賃貸(収入)ができるので頼れるマネーマシンとなります。
理由③ 転売益-キャピタルゲインを狙うことができる
不動産は必要に応じて転売してキャピタルゲインを得ることも可能です。しかし、買った金額よりも高い金額で販売するためには入念な準備も必要となります。その点においては買う前の準備で9割が決まると思いますので、やはりここでもしっかりと勉強と検討を重ねることが重要であることは言うまでもありません。
理由④毎日チャートやニュースを気にする必要がない
株式と違い一度仕込んでしまえばほぼ自動で回って行きますので、心の平安を得ることができます。特に株式の短期売買を繰り返している人は常に戦闘状態である必要がありますが、不動産投資であればそういったことがありません。米国株式をする人は昼夜逆転ですし、FX取引の場合はチャートが24時間気になって仕方ないですよね。。
理由⑤ インフレ・デフレヘッジになる
急激なインフレやデフレが起こったとしても、影響はもちろんゼロではないにしろある程度ヘッジがききます。
例えばデフレを考える場合、いきなり経済ショックが起きたとしても、100の家賃が半分になることはありません。住宅需要は人間が生活する以上必ず必要ですので、影響はあれど急激な変化は考えづらいです。
またインフレ対策にもなります。ローンを組んだ場合は購買した当時の値段で残額を月々払っていくのですが、インフレが進めば進むほどローン支払いの実質価値が下がっていきます。もしも毎年2%のインフレがある場合は40年間で複利をいれて物の価値は2倍になります。長い期間でローンを組むことにより、ローン支払の実質負担はじわじわと低下していくことになります。
理由⑥ 税金対策になる
住宅ローンを支払いしていると香港では所得税の減税があります。また(私の年齢では関係無いですが)日本では財産相続時に評価額が低めに見積もられるので、相続税対策として有効な手法であることは周知の事実です。
理由⑦ レバレッジ効果
不動産は特に会社員など安定した収入源を持っている場合は、自分の資産以上の買い物をすることができます。私と香港嫁の収入は合わせて1,000万/年ほどですが、約7,000万円の物件を購入することができました。これはサラリーマンにとっては資産形成をするのに、非常に大きな効果がありますよね。少ない資金で大きな買い物ができるというのは資産を築くためには大変ありがたいことです。
理由⑧ 自由な時間が増える
不動産は一度貸付をしてしまえば、通常すぐに退去することは有りえませんので、手放しで運営することができます。最低限の保守メンテを実施して、余った時間を次の投資のための時間に使ったり、趣味の時間に当てたりすることができます。
まとめ
不動産投資が万能であるとは思いません。手間がかかったり、しっかり勉強が必要な部分もあり、投資中級者以上が適しているのかもしれませんが、資産形成と保全のためには大きな味方になると思います。
速攻収益性で言えば株式のほうが優れていると言えるかもしれませんが、中長期に安定して資産形成するためには、株式と不動産の両方をうまく利用する必要があると考えます。
こうした投資の力を伸ばして、金持ち父さん貧乏父さんで言うところの”資産”を増やし続け、ラットレースからフェードアウトできるようにしたいものです。
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