新エース候補!レバレッジETF”WEBL”“CWEB”

FIRE投資

こんにちは。海外現採平凡サラリーマン”ぜろぐら”です。

今回はレバレッジETFの中でも最近特にパフォーマンスのいい期待の新人”WEBL””CWEB”について簡単に紹介をしていきます。ティッカーシンボルから推測できるかと思いますが、インターネットに関する企業株のレバレッジETFとなります。

WEBL及びCWEBの概要

まずは”WEBL”の概要から見ていきましょう。

WEBL”(Daily Dow Jones Internet Bull )とはダウ・ジョーンズ・インターネット・コンポジット指数の一日の値動きの3倍を目指した3倍レバレッジETFをとなります。アメリカのインターネット業界で40社から構成される指数に連動します。

  • 運営:ディレクション
  • 設立:2019年11月
  • 経費率:1.00%
  • 直近1年平均リターン:198.30%
  • 直近配当利回り:0.017%

とても日が浅いETFですが、最大級のリターンを見せています!もちろんコロナショックのラッキーパンチ感はありますがそれでも凄まじいですね!

次に”CWEB”の概要も見ていきましょう。

CWEB”(Daily Dow Jones Internet Bull )とはCSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。

  • 運営:ディレクション
  • 設立:2016年11月
  • 経費率:1.31%
  • 直近1年平均リターン:110.21%
  • 直近配当利回り:0.095%

やはり若いETFですがパフォーマンスは2倍レバにも関わらずすごいですね!WEBL同じくコロナショックの巣ごもり需要が追い風となったのは想像に難くありません。

WEBL及びCWEBの構成銘柄

まずはWEBLの上位構成銘柄とセクター比率を見ていきましょう。

参考:https://www.direxion.com/(20210505時点)

上位はアマゾン、フェイスブック、ペイパル、アルファベット、ネットフリックスとつづきますが、ネット産業では押しも押されぬ大御所たちばかりです。

 次にCWEBの上位構成銘柄とセクター比率を見ていきましょう。

参考:https://www.direxion.com/(20210505時点)

テンセント、アリババ、美団とつづきますが、こちらもやはり中国国内では皆が利用している大規模なネット企業たちとなります。

WEBL及びCWEBのパフォーマンス

 WEBLとCWEBのパフォーマンスを最も人気のあるS&P500連動”VOO”と比較してみました。以下の表が大体直近1年間のチャートとなります。(若すぎて長い期間は出せません・・)

参考:https://jp.tradingview.com/

VOOは約30%の成長であるのに対して、WEBLは約130%、CWEBは約71%にもなっています! 

 次にリターン詳細を見ていきましょう。バックテストで2020年1月~2021年4月までのデータを出してみました。初期投資を3000USDとして、その後毎月500USDを積みまして行くパターンです。

参考:https://www.portfoliovisualizer.com/

 もしも1年弱でこの条件で買い増し続けた場合は資産合計がWEBLは約23,000USD、CWEBは約16,000USD(VOOは約14,000USD)でした。

 標準偏差(価格変動リスク)はWEBLが83.69%、CWEBが56.33%(VOOは22.68%)です。

 Maxドローダウンは毎月末基準でWEBLは-49.65%、CWEBは-32.92%(VOOは-20%)となります。レバレッジETFですので暴落のダメージは仕方ないですね・・

 シャープ・レシオは期間が短いのであまり参考になりませんがWEBLは1.30、CUREは1.15、(VOOは1.03)となります。

WEBL及びCWEBの長所/短所、活用方法

 長所としては引き続き成長の見込めるインターネット産業への投資を通して、大きなリターンを得る可能性が高いことです。今後もDXはどんどんと進んで行くと予測できます。以下の表は年間リターンです。

参考:https://www.portfoliovisualizer.com/

 設定来のリターンでみても年間平均がWEBLは111.16%、CWEBは63.56%と高い水準であり、VOOの23%をを大きく上回ることができています。

 短所としてはやはり暴落時の大きな下げはレバレッジETFあるあるで、おなじみのフリーフォールをみせてくれますので、その点でやはり注意が必要です。サテライト戦略での運営や金・債権・現金とのコンバインをすべきであると思います。

 活用方法としてはS&Pを上回るリターンがほしい方には有効だと思いますし、またCWEBはUSマーケットと相関しない値動きですので、その意味でも組み込む価値はあるのではないかと思います。

 今回コロナショック時に10年で実現するデジタルトランスフォーメーションをたった1、2年で実現してしまったという言葉がでたとおり、今回のコロナショック影響ですでにWEB関連株の割高感がみられますが、今後リア充への資金移動でWEBLとCWEBが落ち着いて来たら購買を検討してもいいかなと個人的には考えています。

まとめ

 今回のまとめをしていきたいと思います。

  • ”WEBL”とはダウ・ジョーンズ・インターネット・コンポジット指数の一日の値動きの3倍を目指した3倍レバレッジETFをとなります。
  • ”CWEB”とはCSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
  • ここ1年でWEBLは約1.9倍、CWEBは約1.1倍の成長を見せました。
  • 大きなリターンを取れる反面、レバレッジETF特有の逓減リスクがあり、暴落時の落ち方は急転直下です。
  • 投資する場合はリスク許容度に応じて%を調整し、ある程度分散投資でヘッジすることが大事です。

 WEBLについては正直まだ日が浅いETFですので、流動性も含めてあまり高くなく、ちょっと継続して買い続けるかどうかは判断が難しいところです。しかし時流に乗った銘柄であることは間違いないですので、もしも今後割安と思えるタイミングがあれば一部打診買いしながら少しPFへ盛り込んでもいいのではないかと考えています。

 CWEBについてはポテンシャルは十分と思いながらも現時点ではチャイナ・リスクも考えると積極的に入りづらいという印象です。特に香港在住の身分としては、日本では報道されないような中国側のネガティブなニュースにふれる機会もおおいですので、今は惜しいですが投資はしないようにと考えています。

 今回”WEBL””CWEB”の紹介は以上となります。次回以降も続けてレバレッジETFの紹介をしたいと思います。

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