こんにちは。海外現採平凡サラリーマン”ぜろぐら”です。
今回はレバレッジETFの中でもニッチだが特徴ある商品について簡単に紹介をしていきたいとおもいます。取り上げる銘柄は”FAS”“RETL””UBOT”“CLDL”“SPUU”の5つとなります。
FASの概要
”FAS”の概要から見ていきましょう。
”FAS”(Direxion Daily Financial Bull)とはラ ッセル1000種金融サービス株指数の一日の値動きの3倍を目指した3倍レバレッジETFとなります。
- 運営:ディレクション
- 設立:2008年11月
- 経費率:0.99%
- 直近10年平均リターン:24.19%
- 直近配当利回り:0.46%
FASの構成銘柄を見てみましょう。上位からバークシャー・ハサウェイ、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカですね。
FASのパフォーマンスは以下の通りです。成立依頼では年平均リターンが8.30%となりますが、これはもろにリーマンショックの影響を受けていそうです。直近10年でいうと年平均リターンが24.19%と順調ですね。
金融セクターは景気敏感ではありますが、うまく波に乗って短中期の投資はありではないかと思います。
RETLの概要
”RETL”の概要を見ていきましょう。
”RETL”(Direxion Daily Retail Bull 3X Shares)とはS&P 小売セレクト産業指数の一日の値動きの3倍を目指した3倍レバレッジETFをとなります。
- 運営:ディレクション
- 設立:2010年1月
- 経費率:1.00%
- 直近10年平均リターン:37.59%
- 直近配当利回り:0.05%
RETLの構成銘柄を見てみましょう。上位からデザイナーズブランド、マルフィーUSA、ターゲットとなります。
RETLのパフォーマンスは以下の通りです。設立依頼年平均リターンが39.21%とかなり好調ですね。
服飾や日用品などの小売セクターに特化したETFですが、順調に成長しているようで面白そうです。今後余裕があれば打診買いしたいですね。
UBOTの概要
”UBOT”の概要を見ていきましょう。
”UBOT”(Daily Robotics, Artificial Intelligence & Automation Index Bull 2X Shares)とはグローバルロボティクス指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
- 運営:ディレクション
- 設立:2018年4月
- 経費率:1.32%
- 直近3年平均リターン:6.07%
- 直近配当利回り:0.00%
UBOTの構成銘柄を見てみましょう。上位からエヌビディア、Abb、Funucとなります。
UBOTのパフォーマンスは以下の通りです。設立依頼年平均リターンが-0.02%とモメンタムセクターでありながらも、おそらくコロナショックの影響もあり苦戦しているようです。
今後アフターコロナへ移行するにつれて、実態経済とともに元気が出てきそうなセクターですね。動向要チェックではないかと思います。
CLDLの概要
”CLDL”の概要を見ていきましょう。
”CLDL”(Direxion Daily Cloud Computing Bull)とはUSAクラウドコンピューティング指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
- 運営:ディレクション
- 設立:2021年1月
- 経費率:1.07%
- 直近3ヶ月平均リターン:-0.95%
- 直近配当利回り:0.00%
CLDLの構成銘柄を見てみましょう。上位からトゥイリオ、ワークデイ、オートデスクとなります。
CLDLのパフォーマンスは以下の通りです。設立以来時間がたってませんのでまだマイナスです。今後様子を見守る必要がありますね。
コロナ銘柄の筆頭とも言えるWorkFrom銘柄への投資となりますが、設立と同時にリア充へ資金が移動しているので時期が悪かったですね。。しかし方向性は間違いなくクラウドコンピューティングへ、特に5Gへの移行でどんどん加速するはずですので、基本的に将来性の明るいセクターではないかと思います。
SPUUの概要
”SPUU”の概要を見ていきましょう。
”SPUU”(Direxion Daily S&P 500® Bull 2X Shares)とはS&P500指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
- 運営:ディレクション
- 設立:2014年5月
- 経費率:0.63%
- 直近5年平均リターン:29.87%
- 直近配当利回り:0.00%
SPUUの構成銘柄を見てみましょう。アップル、マイクロソフト、アマゾンとなりS&P500そのままです。
SPUUのパフォーマンスは以下の通りです。設立以来年平均リターンが23.69%で、手堅いですね。
S&P500の3倍”SPXL”が怖いと感じる場合にはいいかもしれませんね。ぜろぐらは個人的にはNASDAQのほうが魅力を感じますが・・投資フェーズによってはこのSPUUが丁度いいと感じる時が来るのかもしれません。
まとめ
今回のまとめをしていきたいと思います。
- ”FAS”とはラッセル1000種金融サービス株指数の一日の値動きの3倍を目指した3倍レバレッジETFとなります。
- ”RETL”とはS&P 小売セレクト産業指数の一日の値動きの3倍を目指した3倍レバレッジETFをとなります。
- ”UBOT”とはグローバルロボティクス指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
- ”CLDL”とはUSAクラウドコンピューティング指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
- ”SPUU”とはS&P500指数の一日の値動きの2倍を目指した2倍レバレッジETFをとなります。
以上ディレクション社のレバレッジETF商品の中から少しニッチな商品を取り上げて紹介しました。見ていると本当にいろんなETF商品があって面白いですし、ちょっと打診買いしたくなってしまいます。今後機会をみて少し買ってみたいですね。
今回”FAS”“RETL””UBOT”“CLDL”“SPUU”の紹介は以上となります。次回以降はレバレッジとは別の投資銘柄について書いていけたらと思います。
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