こんにちは。”ぜろぐら”です。
2022年1月に入って一気に下落局面へ突入の米国株式。
下落局面はチャンスだとわかっていても、やはり資産が萎んでいく様をみるのは・・
ツミ3レバを実践するぜろぐら自身の握力を強化する備忘録です。
下落相場はむしろチャンス!毎回米国株は下落を乗り越える!
今回の大幅下落の原因は?
下落時はむしろチャンスであるということはわかりきった事です。米国株は暴落にいつも耐え続け、そのたびに毎度大きな上昇局面をみせてきました。
今回の下落は2022年がQE(量的緩和)とQT(量的引き締め)のタイミングであることと、利上げがより強く実施されることを織り込んでのマーケットの調整が理由です。じゃぶじゃぶ市場資金の回収と利上げのダブルパンチで現在大きな調整局面入りをしています。
こうした状況の引き金を引いた原因は、米国の物価の上昇です。米国は2021年12月の消費者物価指数が前年同月比で7%も伸びたことが発表されました。これは39年ぶりとのことです。米国政府やFRBは行き過ぎたインフレを抑制すべく、利上げ強度を上げる発言が目立ってきました。以下が米国ETFの最近1ヶ月のヒートマップです。QQQは-9.64%、ぜろぐらメイン投資の3レバであるTQQQは-27.38%とかなりやられました。
歴史に学ぼう!直近の大幅下落局面!
ぜろぐらの投資メインはナスダックのレバレッジ3倍ですが今回の大幅調整で傷を負っていますが大丈夫なのか。。米国市場の大きな下落は直近でリーマンショックとコロナショックの二回がありました。2000年ころのITバブル崩壊は特殊な相場でしたので、100%とは言えませんが、現在の相場では起こりにくく、無視しても差し支えないでしょう。
まずは2008年リーマンショック時のナスダックの状況を見ていきましょう。TQQQのデータがないのでひとまず2倍レバのQLDの状況で見てい行きます(すいません自作するのは面倒くさい)。2007年の10月に3.83ドルの直近高値から、2009年2月には0.70USDへと-82%という凄まじい下げでした。しかし2013年3月には3.84ドルへと回復し、その後はGAFAMの台頭もあって大きな伸びをみせました。
もしも運悪く2007年10月に100万円を一括投資していたとしても、2012年2月には元本の100万円には戻ってきており、今まで握り続けていたと想定したら2,800万円相当まで伸びている計算です。
次は記憶に新しい2020年リーマンショックを見ていきましょう。ここでは3倍レバのTQQQを見ていきます。2020年の11月に23.41ドルの直近高値から、2020年3月には11.91USDへと-50%という大きな下げでした(日足でみたらもっと下がっているはずです)。しかし2020年6月には24.41ドルへと回復し、その後は現在まで大きく上昇しています。
もしも運悪く2020年1月に100万円を一括投資していたとしても、2020年6月には元本の100万円には戻ってきており、今まで握り続けていたと想定したら380万円相当まで伸びている計算です。
ツミ3レバの下落時の積み増し注意点
大前提はガチホ!
これは注意点ではなく、大大前提なのですが激しいボラに振り落とされずにでホールドすることです!リーマンショックとコロナショックを見ればわかりますが、相場は必ず戻ってきます。ここで売ってしまってはせっかくのツミ3レバが台無しになってしまいますので、ここはポジションを保ち、継続して積み立てルールを実施することです。
また一度売って底値でまた入りなおそうという思考もありますが厳しいでしょう。明日の相場は誰にもわかりません。ですので底がどこにあるのかもわかりません。だから積み立てルールでコツコツと定期で購買しています。こうした調整下落局面も現時点の視点で見れば大きな事件ですが、5年後10年後という長いスパンでみれば些細な事でしょう。ガチャガチャ動かさないで、動かざること山のごとし!
積み増し時の三つの注意点
①積み増し時は少額で!
下落はむしろチャンスととらえて積み増しを行う方も多いでしょう。その際は少額で入って行きましょう。なぜなら底がどこにあるのか検討がつかないからです。下落局面がすぐに終わるのか長引くのかは正確に予測することはできませんので大金を投資するのではなく少額で入って行きましょう。
②積み増し時は分割で!
上記の注意点と同じ理由ですが、底が正確にはわからないので、追加投資金額は分けて入っていった方がいいでしょう。もしも今10万円の現金があるのであれば10回分に分けておくとか、5回分に分けておくなどして、投資を実施したほうがよりリスクが分散できます。一括で積み増しをして、そのまま下落が局面が続いた場合は追加資金がなくなってしまい機会損失なのでもったいないです。
③積み増し時はレンジ投資と認識!
上記二つをまとめて積み増し時は”点”で考えるのではなく、面で受けるような感覚をもって臨むのがいいでしょう。いつ終わりを迎えるのかわからないので、たまたま運よく底値をキャッチできる可能性は無きにしも非ずですが、それは狙ってできる事ではないです。なので下落している間の下落レンジ全体をつかんでいくような認識をもって積み増しをしていくのがいいですね。有名な相場の格言に”アタマとシッポは呉れてやれ”というものがありますが、それに倣いたいものです。
まとめ
やや相場の雰囲気が穏やかではありませんが、実は香港嫁とぜろぐらは喜んでいます!なぜなら丁度今月からTQQQをメインとした家族口座を開設したので、初めてすぐに買い場がやってくるという奇跡が起きたからです!ぜろぐらの資産は目減りしてますが、無問題!貧乏ながらも本当に少しづつですが積み増しをしていく予定です。
つい2週間前までは70USD台だったTQQQが直近終値が56USDまで下がってきています。ナスダックが昨年11月の最高値から約-14%なのですが、たぶん-25%くらいまではあり得そうですね。TQQQもその場合は40台がそこになるのかなっと考えています。3倍なので下がる速度が半端ないw
2022年は米国市場の資金が急速に抜かれてしまうので、相場としてはマイナスゴールもありえかも・・ですね(当初は+-ゼロくらいとはおもっていましたが)。しかし家族資産もぜろぐら資産も今回の調整下落局面をむしろ肥やしに変えて、あとで大きな果実を得られるように淡々と行動していきます。
コメント