こんにちは。”ぜろぐら”です。
今回は香港現地採用の給与について書いて見たいと思います。
香港で働くという選択肢の方は正直いらっしゃらないと思いますが、海外で特にタックスヘイブンの香港の場合として参考にしていただければと思います。
結論から言いますと、”働く”という意味ではあまりおすすめしません(T_T)
実際”ぜろぐら”の収入はこれくらい
一般香港人の通常の給与水準
香港政府統計によると平均月収は大体1万7千香港ドル(約23万円)だそうです。ボーナスとかダブルペイを入れると多分平均年収は400万円くらいではないかと推察します。でもこの統計には高齢者や其他低所得者層が含まれているはずです。
香港嫁に聞いたところ、大卒で普通に働くホワイトカラーの30代であれば(つまり同年代であれば)月収2万5千~3万5千香港ドル(約33万~47万円)、年収は400~600万円くらいではないかとのことでした。
もちろん役職・其他手当があれば違ってくるでしょうし、金融系の仕事はこの水準よりも高いようです。なお香港の雇用契約は原則1年です。普通は自動更新されていきますので即クビというのはあまり聞かないですが、その点では雇用は流動的で日本よりは厳しいです。窓際族でのらりくらりとずっと生き残るケースなどはほとんど聞かないです。
香港での額面給与と手取給与、そしてぜろぐらの実収入
日本と違って源泉徴収がないので、MPFという年金が強制的に控除される以外はすべて手取りになります。しかしこのMPFも投資と考えることができるので、控除はあって無いようなものです。
*MPFについてはこちらで詳しく説明しています↓
ただし所得税はかかってきます。私は3万7千ドル(約50万円)くらい毎年自分ではらいますのでそれを引いた額が手取給与になりますね。日本みたいに社会保険とかはなく所得税だけを払っておりシンプルです。(これだけで公立病院や公立施設は問題なく使用できますし、行政サービスも受けれます)
*香港所得税についてはこちらで詳しく説明しています↓
ずばり毎月給与+MPF年金積立を見ていくと、大体3万8千香港ドル(約51万円)となり、年一回のボーナスなどは変動がありますが、年収は約50万香港ドル(約670万円)となります。所得税を抜いて、手取りを計算すると年収620万円くらいになりますね。香港同年代では普通かすこしもらえてるくらいだと思います。なんにしても入金力は正直普通ですね。
ぜろぐら家の世帯収入について
まず一言断っておきますが、香港では共働きが一般的です。感覚的には8割程度が共働きのはずです。子供の面倒は通常両親がみます。(香港のおじいちゃんおばあちゃんは孫好きです!)もしも両親が子供の面倒を見れない状況であれば、メイドを雇うことも多いです。メイドの相場は毎月約5千~6千香港ドル(約6万円から8万円)ですので、共働きしたほうが収支トータルは有利なんです。
ぜろぐら香港嫁は月収2万~3万香港ドル(約27万円~40万円)、年収にして30万香港ドル(約400万円)は稼いでるはずですので、世帯年収はざっと75万香港ドル(約1,000万円)になるはずです。”はず”と言いますのは香港嫁は一度も給与や資産額を明かしてくれて無いからです。私はすべて開示していますが、ここらへんはさすが香港人!いざというときの自己防衛もちゃんと計算していますww
ぜろぐらの貯蓄遍歴
恥を晒すようですが、海外現地採用で一般的なリーマンをしている私の場合の貯蓄遍歴を簡単にお伝えします。香港に来たのは30歳手前で、それから7年の歳月が経ちました。来た時はたいして貯金はなく、100万円位でした。
最初の1~2年はほとんどたまりませんでした(T_T) 給与も低かったですし、住居費が高く、残ったお金も遊興費にかなり使ってしまってましたので。今思えばここで少しづつ投資していればなっと後悔です・・
3年目もあまり貯まりませんでした。スポーツで怪我をしてしまい、手術のために保険適用しても50万円位自費負担がかかってしまいました。更にFX投資や其他投資を始めたのですがこちらも初心者あるあるで100万円以上損失を出してしまいました。それ以降FXからは手をひきました。
4~5年目はこれまでの反省と、今の香港嫁との結婚を意識して本気で貯蓄しました!結婚費用で300万くらいはかかりましたがなんとか捻出できました。
6~7年目は今の香港嫁と結婚してからの二馬力で、特に香港嫁の熱い指導の元(!?)、支出をばっちりコントロールし、マンション購入頭金約1,300万円を用意しました。なお二年間で低リスクの投資に香港嫁が少し回していたので、1,300万のうち100万くらいは投資からのバックです。
マンション購入後はすっからかんでしたが、現在買ってから半年くらい立ちましたのでぜろぐら家の貯蓄額は少しづつ回復してきています。不動産購入後は一段落つきましたので、ぜろぐら自身も株式投資を初めました。
まとめ
香港は”働いてお金を稼ぐ”という意味では、正直おすすめできないです。
ただ経験という意味では、様々な機会がありますので、それはそれで面白いですし、役に立つのではないかと思います。結局は自分次第でプラスにもマイナスにもなりますね・ω・
ぜろぐら家の世帯年収は約1,000万円ですが、これを今後どのように増やしていくか、一部プランは稼働中ですが、一つ一つ実施していきたいと思います。目指せセミリタイア資金5,000万円!
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